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トレンド気づく更新 2026-08-26

会議に入れないのは回線のせい? 8月26日のTeams障害で切り分けの手順を確認する

2026年8月26日の朝、Microsoft Teamsで「会議に入れない」という報告が相次ぎました。原因はMicrosoft側のメンテナンス作業で、自宅の回線とは関係がありません。ただ、こういう日に「うちの回線が悪いのでは」と考えて乗り換えを調べ始める人が必ず出ます。この記事は、会議が切れたときに原因が回線側なのかサービス側なのかを切り分ける手順と、その結果として回線を変える価値がある人・ない人を分けるためのものです。

この記事が役に立つ人

  • 在宅勤務で会議が切れたことがあり、回線を変えるべきか迷っている人
  • 「速度は出ているはずなのに会議だけ不安定」という状態が続いている人
  • 回線の乗り換えを検討しているが、本当に効果があるのか確信が持てない人

当てはまらない人

  • 会社支給のPCとネットワーク(VPN・シンクライアント)を使っている人。原因が社内側にある可能性が高く、自宅の回線を変えても解決しません
  • 契約から1〜2年以内で工事費の残債がある人。まず残債を確認してからでないと損得が逆転します
  • 今日一日だけ調子が悪かった人。この記事の結論は「1回では判断しない」です

8月26日に起きたことは、回線の問題ではなかった

まず事実の確認からです。8月26日午前9時過ぎごろから、Microsoft Teamsで会議に参加できない・画面共有ができないという報告がXで相次ぎ、「Teams障害」がトレンド入りしました。

原因は利用者側ではありません。Microsoft 365のステータスを告知する公式アカウントがメンテナンス作業がサービスに意図しない影響を与えたと発表しています。

メンテナンス関連の活動がMicrosoft Teamsサービスに意図しない影響を及ぼし、アジア太平洋地域のユーザーに対して機能の低下を引き起こしたと判断した

Microsoft 365 Status の発表(ITmedia NEWS 2026年8月26日の記事による)

つまり、この日に会議へ入れなかった人は、自宅の回線を何に変えていても同じように入れませんでした。フレッツでも、NURO光でも、ホームルーターでも、スマホのテザリングでも結果は変わりません。原因がサービス側にあるとき、回線の乗り換えは1円も効きません。

会議が切れたとき、原因を切り分ける5つの確認

問題は、同じ「会議が切れた」でも、原因がサービス側のときと自宅の回線のときがあることです。見分け方は難しくありません。順番に確認していけば、たいてい数分で分かります。

  1. 1. 他の人も同じか
    会議の参加者全員が入れないなら、自宅の回線ではありません。社内チャットやSNSで同じ声が出ていないかを見ます。Microsoft 365には公開のサービス正常性ページがあるので、そこも確認できます。
  2. 2. 同じ回線の別の通信は生きているか
    同じWi-Fiにつないだスマホで、Teams以外のサイトや動画が普通に見られるかを試します。他は問題ないのにTeamsだけ落ちているなら、サービス側の可能性が高くなります。
  3. 3. 回線を替えて同じことが起きるか
    スマホをWi-Fiから切ってモバイル回線にし、そこからTeamsに入ってみます。モバイル回線でも入れないならサービス側、モバイル回線なら入れるなら自宅側です。ここでほぼ決着がつきます。
  4. 4. Wi-Fiだけの問題ではないか
    自宅側だと分かった場合、次はルーターから有線でつないで再現するかを見ます。有線で直るなら原因はWi-Fi(電波干渉・ルーターの位置・機器の老朽化)で、回線そのものは無関係です。買い替えや置き場所の変更で済みます。
  5. 5. 同じ時間帯に繰り返すか
    有線でも起きる場合、それが「毎日夜だけ」なのか「時間に関係なく」なのかを記録します。夜だけなら混雑、時間を問わないなら宅内配線や契約している設備の問題という切り分けになります。

会議で効くのは下り(ダウンロード)ではなく上り(アップロード)です。「速度測定サイトで数百Mbps出ているのに会議だけ不安定」という相談が多いのは、多くの人が下りの数字しか見ていないためです。自分の映像と音声を送り出しているのは上りのほうです。

回線を変える価値があるのは、この条件がそろったときだけ

上の5つを踏まえると、乗り換えで解決する見込みがあるのは、「複数日にわたって」「有線でも」「他のサービスでも」起きる場合に限られます。この3つがそろって初めて、原因が契約している回線側にあると言えます。

観察された状態考えられる原因回線の乗り換えで直るか
その日だけ、参加者全員が入れないサービス側の障害直らない
Teamsだけ不調、他のサイトは正常サービス側または経路直らない可能性が高い
Wi-Fiだと不調、有線だと正常宅内のWi-Fi環境直らない(ルーター側の対処)
会社のVPN接続時だけ不調会社側のネットワーク直らない
毎日夜だけ、有線でも遅い回線の混雑直る見込みがある
時間を問わず、有線でも上りが出ない契約回線・宅内設備直る見込みがある
「直る見込みがある」に当てはまるのは下2行だけ。上4行で乗り換えても支出が増えるだけになる

ここまで確認して下2行に当てはまった人は、初めて料金の比較に進む段階です。逆に上4行だった人は、この記事を閉じてルーターの置き場所を変えるか、会社の情報システム部門に相談するほうが早く直ります。

実際に乗り換える段になったら、月額は上げなくていい

「安定した回線に変えるなら高いプランを選ぶべき」と考える人がいますが、これは必ずしも正しくありません。混雑の起きにくさや上り速度は、月額の高さと素直には連動しないためです。まず、いま契約できる回線の実質月額を見てください。

マンション・セット割なし・36か月・新規契約の実質月額 — 料金データから自動更新

マンション・セット割なし・36か月利用の前提で、工事費を按分した実質月額が安い順

  1. enひかり(契約期間なし)3,520
  2. SoftBank 光(1ギガ・2年自動更新プラン)4,327
  3. auひかり(ホーム1ギガ ずっとギガ得 / マンション タイプV 16契約以上)4,513

この一覧は毎日自動で更新しています。金額は公式ページに書かれている料金だけで計算していて、受け取り条件を原文で確認できなかったキャッシュバックは金額に含めていません。

戸建・マンションの別、いま使っているスマホのキャリア、住む予定の年数を入れると、セット割と工事費まで含めた実質月額が出ます。切り分けの結果「回線が原因」だった人は、ここで金額の当たりを付けてください。

自分の条件で実質月額を計算する

光回線 実質月額シミュレータ・入力3つ・無料

なお、スマホのセット割を当てにして選ぶ場合は、その割引の条件になっている有料オプション(ひかり電話など)の月額も足して比べてください。足さずに比べると、実態より安い順位が出ます。

この種の障害は繰り返し起きている

今回が特別だったわけではありません。ITmediaの記事によれば、Teamsでは1か月ほど前の7月24日にもアジア太平洋地域で会議や通話に参加できなくなる障害が起きていました。8月26日はその33日後です。

在宅で働く以上、自宅の回線が完璧でも、使っているサービス側の都合で会議が止まる日は定期的にやってきます。これは回線の選び方では消せないリスクです。だからこそ、そういう日に「回線が悪い」と誤診して契約を変えてしまうのがいちばんもったいない結果になります。

最適セレクトの管理人の判断(料金以外は意見です)

私の判断は、1回の障害を理由に回線を乗り換えるのは早い、です。今日の件は明確にMicrosoft側の作業が原因で、どの回線に変えても防げませんでした。一方で「毎週のように会議が固まる」「有線でも上りが出ない」という状態が続いているなら、それは実在する問題で、しかも月額を上げずに解決できることが多いというのが率直なところです。切り分けを先に済ませてから料金を見る、この順番だけは守る価値があると思っています。

まとめ

  1. 2026年8月26日のTeams障害の原因はMicrosoftのメンテナンス作業で、自宅の回線とは無関係だった
  2. 切り分けの決め手は「スマホのモバイル回線でも同じことが起きるか」。起きるならサービス側
  3. 有線で直るならWi-Fi環境の問題で、回線の契約を変えても意味がない
  4. 回線側が原因と言えるのは複数日・有線でも・他サービスでも起きるときだけ
  5. その条件に当てはまった場合でも、月額を上げる必要はない。実質月額で比較してから決める

出典

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