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光回線比べる更新 2026-08-02

配信者が光回線を選ぶなら、見るのは広告の最大速度ではなく実測の上り速度

配信中に映像が固まる原因の多くは下りではなく上り回線です。ところが光回線の広告は下り最大速度ばかりを打ち出し、上りの実測値はほとんど出てきません。この記事では各回線の実測上り速度で並べ替え、配信者・重ユーザーがどこを見て選ぶべきかを整理します。

この記事が役に立つ人

  • Twitch/YouTube Liveなどで定期的に配信している人。上り回線が細いと配信が固まりやすくなります
  • 大容量ファイルのアップロードやクラウドバックアップを日常的に行う重ユーザー
  • 「広告の最大速度」と「実際の使用感」が食い違う経験をしたことがある人

当てはまらない人

  • 動画視聴が中心で、自分からアップロードする機会がほとんどない人
  • 配信を月に数回しかしない、または低画質設定で十分な人
  • すでに現在の回線で配信が安定していて、不満がない人

広告の「最大速度」は配信の安定性を保証しない

光回線の広告はほぼ例外なく下りの最大速度を大きく打ち出します。しかし配信で使うのは主に上り回線です。手元の映像をプラットフォームに送り出す向きが細ければ、下りがどれだけ速くても配信は固まります。

「最大速度」はベストエフォート型の光回線において理論上の上限であり、実際の速度は利用者数や時間帯、設備の混雑度で変わります。広告の数字だけを見て契約すると、実際の上り速度が想定より出ないという事態が起こり得ます。

実測の上り速度で並べ替えると、広告の印象と順位が変わる

下の表は、各回線の実測上り速度(Mbps)が速い順に並んでいます。数値は「みんなのネット回線速度」の実測データをそのまま使っており、当サイトで計算や推測を加えていません。

回線実測上り(Mbps)実測下り(Mbps)
NURO 光 2ギガ(契約期間なし)758.7917.6
auひかり(ホーム1ギガ ずっとギガ得 / マンション タイプV 16契約以上)581.0646.0
GMOとくとくBB光(GMO光アクセス・契約期間なし)460.1590.1
enひかり(契約期間なし)456.6543.5
SoftBank 光(1ギガ・2年自動更新プラン)455.5548.0
BIGLOBE光(1ギガ・36カ月自動更新)452.5569.6
ドコモ光(1ギガ タイプA・2年定期契約)418.3529.0
楽天ひかり230.8318.0
「みんなのネット回線速度」(minsoku.net)のユーザー実測データの平均値。広告される「最大速度」ではなく、実際の利用者が計測した値

広告で下り最大速度が目立つ回線が、必ずしも実測の上り速度でも上位とは限りません。配信を安定させたいなら、下りの数字ではなく上の表の順位を基準にする方が実態に近くなります。

速いだけでは選ばない。実質月額とのバランスを見る

とはいえ、実測上り速度が最速の回線を無条件に選べばいいわけではありません。セット割や工事費を含めた実質月額も、毎月払い続ける以上は無視できません。速度と実質月額の両方を見て、自分の使い方に見合う回線を選ぶ必要があります。

マンション・セット割なし・36か月・新規契約の実質月額 — 料金データから自動更新

マンションの場合の実質月額。上の表と回線名を照らし合わせて、実測の上り速度と合わせて確認してください

  1. enひかり(契約期間なし)3,520
  2. 楽天ひかり4,180
  3. SoftBank 光(1ギガ・2年自動更新プラン)4,327

自分のスマホキャリアや契約年数、戸建て/マンションの条件を入れると、セット割・工事費込みの実質月額がその場で出ます。実測の上り速度が上位の回線に絞って比較することもできます。

自分の条件で実質月額を計算する

光回線 実質月額シミュレータ・入力3つ・無料

こういう人は無理に速い回線を選ばなくていい

都合のいい話だけ書くのは不誠実なので、実測の上り速度を優先しなくていいケースも挙げます。

  • 配信を月に数回しかしない人。配信の頻度が低いなら、多少の不安定さより実質月額の安さを優先しても実害は小さくなります
  • 画質を720pや低ビットレートに落として配信している人。必要な上り帯域そのものが小さいため、上位の回線を選ぶ効果が薄くなります
  • すでに今の回線で配信が固まらず安定している人。実測値の順位が下でも、体感で困っていないなら乗り換える理由が弱くなります

安いどっちの管理人の判断(料金以外は意見です)

私の考えでは、配信を継続的にやっている人・重ユーザーは、広告の下り最大速度ではなく実測の上り速度を基準に選ぶべきです。反対に、配信頻度が低い人や低画質配信で足りている人は、無理に上位の回線に合わせる必要はなく、実質月額の安さを優先していい局面のほうが多いです。速度と実質月額のどちらを優先するかは、配信の頻度と画質設定次第で変わります。

まとめ

  1. 配信で影響が大きいのは下りではなく上り回線。広告の「最大速度」はほぼ下りの数字
  2. 「みんなのネット回線速度」の実測データで上り速度順に並べ替えると、広告の印象と順位が変わる
  3. 実測上り速度が上位でも、セット割・工事費込みの実質月額まで見て初めて比較になる
  4. 配信頻度が低い人・低画質配信で足りている人は、無理に上位の回線に合わせなくていい

出典

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