スマホ代調べる更新 2026-08-30
格安SIMは何ギガ必要か——自分の使用量から決める手順と、容量帯ごとに入れ替わる最安
格安SIMを選ぶとき、最初に決めないといけないのが「何ギガのプランにするか」です。ここで手が止まって、乗り換えそのものを先送りしている人は多いと思います。この記事では、他人の平均ではなく**自分が先月いくつ使ったか**から容量を決める手順を示します。そのうえで、容量帯によって最安のブランドが入れ替わることを、公式料金データで確認します。
この記事が役に立つ人
- 「何ギガにすればいいか分からない」で乗り換えが止まっている人
- いまのプランの容量が自分に合っているか確かめたい人
- 3ギガで足りるのか、10ギガ以上必要なのかを判断したい人
当てはまらない人
- テザリングで自宅の固定回線を代替している人(必要量が跳ね上がるため、この記事の手順では足りません)
- 会社支給の回線を使っていて、自分で容量を選べない人
- 家族割・セット割の条件で契約先が決まっている人
「スマホのギガ数の選び方」を平均から決めてはいけない理由
「みんなは何ギガ使っているか」を調べて、その平均に合わせる——という決め方は一見合理的に見えますが、通信量の分布は平均のまわりに集まっていません。自宅と職場の両方にWi-Fiがある人と、外出先で動画を見る人とでは、同じ月でも消費量が数倍から数十倍違います。平均値は、その両端を混ぜて割った数字にすぎません。
当サイトは料金を比べる立場なので、他人の分布を根拠に容量を勧めることはしません。容量は自分の実測から決めて、そのうえで金額を比べる——この順番を崩すと、必要のない大容量プランに毎月お金を払い続けることになります。
逆方向の失敗もあります。容量を小さくしすぎると速度制限がかかり、追加のデータチャージを毎月買うことになって、最初から上位プランを選ぶより高くつきます。小さすぎても大きすぎても損をするので、実測が要ります。
自分の使用量を確認する手順(3ステップ)
- 1. 端末の設定でデータ使用量を開く:iPhoneは「設定」→「モバイル通信」の下部に、期間内の合計通信量が出ます。Androidは「設定」→「ネットワークとインターネット」→「データ使用量」です。メニュー名は機種とOSのバージョンで多少変わります。
- 2. 直近3か月分を確認する:1か月だけだと、旅行や帰省があった月・自宅にこもっていた月に引っ張られます。キャリアや格安SIMの会員ページには月ごとの利用量が数か月分残っているので、そちらの方が確実です。多い月と少ない月の両方を見ます。
- 3. 多かった月の数字に余裕を足す:平均ではなく、直近で一番多かった月を基準にします。制限がかかると実害が出るのは、まさにその多い月だからです。その数字に2〜3割ほど足した容量が、当面の目安になります。
この3ステップで出るのは「自分の必要量」であって、世間の平均ではありません。ここまで決めてから、初めて料金の比較に進みます。
格安SIMは3ギガで足りるか——分かれ目になる使い方
実測してみて3GB前後だった人が次に迷うのが「3ギガで足りるのか」です。足りるかどうかは総量ではなく、Wi-Fiの外で何をしているかで決まります。
- 足りやすい: 自宅と職場・学校の両方にWi-Fiがあり、外ではSNSとメッセージ、地図、音楽のダウンロード済み再生が中心
- 足りにくい: 通勤・通学中に動画を見る、外でビデオ通話をする、写真や動画をモバイル回線でクラウドに自動アップロードしている
- 判断が変わる: 自動アップロードやアプリの自動更新をWi-Fi限定に設定するだけで、必要量が大きく下がることがあります。容量を上げる前に、まずこの設定を確認する価値があります
月3GBでの実計算 — 料金データから自動更新
実測が3GB前後だった場合、いま契約できる最安の3プラン
- HISモバイル自由自在2.0(3GB)770円
- NUROモバイルバリュープラスVSプラン(3GB)792円
- IIJmioギガプラン 5GB950円
- 大手キャリアの平均的な支払い7,500円
いま月7,500円を払っていて、実際の使用量が月3GBなら、差は年 80,760 円です。すでに割引が効いていて支払いが少ない場合、この差は小さくなります。
3GB帯は各社が競っている容量帯なので、月額の差はそれほど大きくありません。一方で通話をどれだけするかで順位が入れ替わります。通話オプションの有無まで含めて見る必要があります。
容量帯が変わると、最安のブランドも入れ替わる
「このブランドが一番安い」という言い方は、容量帯を指定しないと意味を持ちません。同じ12ブランドを並べても、必要量が変わると上位が入れ替わります。
月10GBでの実計算 — 料金データから自動更新
実測が10GB前後だった場合の最安3プラン
- HISモバイル自由自在2.0(10GB)1,340円
- 日本通信SIM合理的みんなのプラン(20GB)1,390円
- IIJmioギガプラン 10GB1,400円
- 大手キャリアの平均的な支払い7,500円
いま月7,500円を払っていて、実際の使用量が月10GBなら、差は年 73,920 円です。すでに割引が効いていて支払いが少ない場合、この差は小さくなります。
月20GBでの実計算 — 料金データから自動更新
実測が20GB前後だった場合の最安3プラン
- 日本通信SIM合理的みんなのプラン(20GB)1,390円
- LIBMOなっとくプラン(20GB)1,991円
- IIJmioギガプラン 25GB2,000円
- 大手キャリアの平均的な支払い7,500円
いま月7,500円を払っていて、実際の使用量が月20GBなら、差は年 73,320 円です。すでに割引が効いていて支払いが少ない場合、この差は小さくなります。
上の3つを見比べると、3GB・10GB・20GBで並ぶブランドが違うことが分かります。だから「格安SIMのおすすめ」を容量抜きで語る比較は、自分の使い方に対する答えになりません。
手順2で出した「多かった月の使用量」と、月の通話時間を入れてください。その条件での最安プランと、いまの支払いとの差額が年額で出ます。
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迷ったときは、小さめから始めて上げる
実測しても判断がつかない場合、小さめの容量から始めるほうが損が小さいというのが構造上の理由からも言えます。格安SIMの多くはプラン変更が月単位・オンラインで完結し、上げる方向の変更なら翌月から反映されます。足りなければ上げればよく、余っていることには気づきにくいからです。
ただし、これは容量の話に限った判断です。契約先そのものを頻繁に変えると事務手数料が毎回かかるので、ブランド選びは容量選びより慎重にしてください。
最適セレクトの管理人の判断(料金以外は意見です)
私の考えでは、容量選びで手が止まっている人がやるべきことは、比較サイトを読むことではなく、端末の設定画面を開いて先月の数字を見ることです。実測が出れば選択肢は自動的に絞れますし、そこから先の金額比較は計算機の仕事です。そして迷ったら小さめ——足りない月に上げるコストより、要らない容量を12か月払い続けるコストのほうが大きいと思います。
まとめ
- 他人の平均から容量を決めない。通信量の分布は平均のまわりに集まっていない
- 端末の設定画面か会員ページで、直近3か月の使用量を確認する
- 平均ではなく「一番多かった月」に2〜3割足した数字を目安にする
- 3ギガで足りるかは総量ではなく、Wi-Fiの外で動画・ビデオ通話・自動アップロードをするかで決まる
- 容量帯が変わると最安ブランドも入れ替わるので、容量を決めてから金額を比べる
- 迷ったら小さめから。容量のプラン変更は月単位でできるが、契約先の変更は手数料がかかる
出典
- ahamo「料金プラン」(当サイトの料金データが本文を確認)確認 2026-08-29
- LINEMO「料金プラン」(当サイトの料金データが本文を確認)確認 2026-08-29
- IIJmio「ギガプラン」(当サイトの料金データが本文を確認)確認 2026-08-29
- 楽天モバイル「Rakuten最強プラン」(当サイトの料金データが本文を確認)確認 2026-08-29