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スマホ代調べる更新 2026-08-03

格安SIMのデメリットと後悔——乗り換え前に知っておくべき事実

「格安SIMは遅い」「メールアドレスが変わって困る」「サポートがなくて不安」——この先入観が乗り換えを止めている人は多いと思います。この記事では、その不安を一つずつ、総務省と各キャリアの公式情報で確認します。事実として当てはまる部分と、対策済みで当てはまらない部分を分けて整理します。

この記事が役に立つ人

  • 「格安SIMは遅い・面倒」という理由だけで検討をやめている人
  • デメリットが自分にどこまで当てはまるか、具体的に知りたい人
  • メールアドレスが変わることだけが引っかかっている人

当てはまらない人

  • 平日の昼休みや夕方に大容量の動画・ゲームを頻繁に行う人(混雑時間帯の速度低下が実害になりやすい)
  • キャリアショップでの対面サポートを前提に使いたい人
  • 家族割・セット割で実額がすでに低い人

「格安=遅い」は本当か。総務省が明言している条件

総務省の携帯電話ポータルサイトは、格安SIM(MVNO)について「通信エリアは大手と同じ」としながら、注意点として次のように明記しています。

通信エリアは大手と同じですが、ネットワークの一部を借りているため、お昼休みや通勤時間帯、夜間等、通信が混み合う時間ではデータ通信速度が低下する場合もあります。

総務省 携帯電話ポータルサイト

つまり「つながらない」わけではなく、大手から借りた回線を利用者間で分け合う仕組み上、混雑時間帯だけ速度が落ちうる、というのが公式の説明です。エリア自体は大手キャリアと同じなので、郊外で電波が入らないという話ではありません。

総務省は、速度が気になる場合は「MVNOが提供するインターネット接続サービスの速度計測手法及び利用者への情報提供手法等に関するガイドライン」に基づき速度を計測・公表している事業者を確認するよう案内しています。混雑時間帯の速度低下が実害になるのは、その時間帯に動画視聴や大容量ダウンロードを行う人です。メールやSNSのテキスト中心の使い方なら影響は小さくなります。

メールアドレスが変わる問題は、月330円で解決できる

大手キャリアを解約すると、@docomo.ne.jp のようなキャリアメールは通常使えなくなります。ただし3社とも「メール持ち運び」サービスを用意しており、解約後も同じアドレスを継続利用できます。

キャリアサービス名月額(税込)申込条件
ドコモドコモメール持ち運び330円解約後31日以内。初回31日間は無料
auauメール持ち運び330円au解約後31日以内
ソフトバンク/ワイモバイルメールアドレス持ち運び330円(年払3,300円も可)解約後31日以内
各社公式ページの「利用料」表記に基づく。1メールアドレスごとの料金

「メールアドレスが変わるのが嫌」という理由だけなら、月330円で解決します。格安SIM側の月額差が2,000円以上あるケースが多いので、持ち運びサービスの費用を引いても差額は残ります。

店舗サポートが少ないのは事実。ここは対策できない

速度やメールと違い、これは対策のない事実です。総務省も注意点として明記しています。

店舗が少なくオンライン対応が主となります。

総務省 携帯電話ポータルサイト

初期設定(APN設定やeSIMの開通)を自分で行う必要がある会社が多く、契約前に自分でできそうか確認しておく必要があります。一方で、ワイモバイルやUQ mobileのように店舗を持つブランドもあり、格安SIM全体で一律ではありません。

10GBでの実計算 — 料金データから自動更新

月10GBを使う場合、いま契約できる最安の3プラン

  1. HISモバイル自由自在2.0(10GB)1,340
  2. 日本通信SIM合理的みんなのプラン(20GB)1,390
  3. IIJmioギガプラン 10GB1,400
  4. 大手キャリアの平均的な支払い7,500

いま月7,500円を払っていて、実際の使用量が月10GBなら、差は年 73,920 円です。すでに割引が効いていて支払いが少ない場合、この差は小さくなります。

デメリットの対策コスト(メール持ち運び月330円など)を差し引いても、大手キャリアとの差額は年間で数万円規模になることが多いです。デメリットが自分にどこまで当てはまるかを確認したうえで、この差額と見比べる価値はあります。

あなたの使っているGB数と通話時間を入れると、いまの支払いとの差額が年額で出ます。メール持ち運びなどの対策コストを含めて比較したい場合も、差額から引いて考えられます。

自分の使い方で差額を計算する

格安SIM料金シミュレータ・入力3つ・無料

それでも後悔しやすいのは、こういうケース

デメリットの多くは事実として存在しつつ対策もあります。ただし次のケースは、対策しても解決しにくいので先に確認してください。

  • 平日の昼休みや夕方に動画・オンラインゲームを頻繁に行う。混雑時間帯の速度低下は総務省も認める公式の注意点で、回避策はありません
  • 契約後の初期設定を自分で行う自信がない。オンライン対応が主のため、対面サポートを前提にすると詰まりやすいです
  • キャリアメールの持ち運びを申し込むタイミングを逃す。解約後31日を過ぎると申込みできなくなる会社があるため、乗り換え前に申込みを済ませる必要があります

安いどっちの管理人の判断(料金以外は意見です)

私の考えでは、「格安SIMは遅い・面倒」という先入観の大部分は、対策済みか自分には当てはまらないというケースが多いです。メールアドレスは月330円で解決でき、速度低下も混雑時間帯の動画視聴が中心でなければ実害が小さいことが多いです。ただし店舗サポートの少なさと初期設定の手間は事実として残るので、そこだけは自分で対応できるか先に確認したうえで動くべきだと思います。

まとめ

  1. 「エリアが狭い」は誤り。総務省によれば通信エリアは大手と同じ
  2. 「速度が遅い」は混雑時間帯に限った公式の注意点。動画中心の使い方でなければ影響は小さい
  3. 「メールアドレスが変わる」は月330円のキャリア公式サービスで解決できる(3社とも同額)
  4. 「サポートが少ない」は対策のない事実。初期設定を自分で行えるかは契約前に確認する
  5. デメリットの対策コストを含めても、大手キャリアとの差額は年間数万円規模になることが多い

出典

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